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11/18/2016  
■ 安倍さんの、トランプ氏への老獪な籠絡。この躊躇のなさは見事やね。いや皮肉でなく。快であろうが不快であろうが、ふりかかる現実にともかく指し手をすすめる。これで相手がもの喜びしてくれるとは、さすがに思っていないだろうけど、次の交渉にあたって地歩がぬかるみであるよりは、うんとましでしょうな。

対中国でも意味のある会談だったと思います。むしろそこが本筋かな。

現為政者を褒めるのは我ながら気持ち悪いけど。

11/10/2016  
■ そういえばアメリカ大統領選における対立図式って、世界的に見るとそう珍しいものではなかったよな、ということを思ったりしております。まあ時代についてゆけない私の認知的不協和を解消しようという試みのひとつですが。

タイとペルーがそうですよね。比較的裕福な都市民と、貧しい農民層との社会的・経済的・政治的対立が、ことにタイなんかではのっぴきならない国民的な確執になってしまって、あげくのはてにクーデターが起きるところまでいってしまいました。

しかしまあそれは先進国の話ではありませんでしたから、同じような範疇でアメリカの問題をとらえてみることをしてきはしませんでしたが、それを遅ればせながら修正しなければならないのかもしれません。

もうちょっと考えてみます。

11/09/2016  
■ トランプさんが大統領になった場合、日本にとって一番身構えておかなければいけないのは、中国が尖閣を獲りにくる危険があることですわな。ことにトランプ政権発足直後の混乱期は、中国にとっては千載一遇と言ってもいい機会です。いや、もうちょっと前に、なにか起きるかもしれない。

トランプさんは米軍が日本に駐留をするなら日本に金を払えと言っている。日本が核兵器を持つことさえも容認すると発言している。自主防衛をせよと、米国に負担をかけるな、ということですわな。そういう認識の人にとって尖閣は米国にとっては大きな負担でしょう。あんな小島、中国にくれてやることで東アジアの安保情勢が固まるなら米軍は東アジアにわざわざ出張って負担する必要もなくなるし、中国との関係も改善できて、一挙両得。どの道、南シナ海はフィリピンの造反でトランプさんの望みに近い形になってるし。トランプさんの言葉に従うなら、尖閣はアメリカにとって喉に引っかかった小骨のようなもの。

実際そうであるかは別にして、中国指導部が、トランプならそう考えるだろうと認識するかもしれない。その時点で、だったら尖閣を獲ってやろう、外交方針が固まらない今なら中国が現実に動いても米軍は手が出せまい、と解放軍の参謀たちが企画して中央に働きかけるでしょう。それに習近平が乗れば、中国の具体的な行動が始まります。中国が挑発を繰り返ししつつもそれなりに自重しているのは、日本の背後にアメリカという存在が大きくのしかかっているからにほかならないわけですから。

米国にとって尖閣は中国にくれてやったほうが色々楽だと考える思考が現実のものとなったときは、本当の意味で米国を中心とした国際秩序がガタガタになるときだと言っていいでしょう。領土問題というのは、係争地が大きいとか小さいとかいうこととは無関係な、国としての自尊心の問題ですし、国と国との同盟関係というのは、そういう領土問題にコミットすることこそがその関係の本質です。もし、アメリカが尖閣を見捨てるようなことをし、なおかつ日米安保は安泰であるなどとうそぶくようなことがあれば、アメリカの同盟関係に対する各国の信頼は根本から失墜します。口で何を言ってても、いざとなれば米国は見捨てるわけだなと。21世紀に入ってから、あるいはオバマ政権になってから、アメリカが国際秩序を形作る力が弱まっているとはいえ、この同盟関係維持に対する信頼感があるからこそ、アメリカはいまだに世界の中心でありえたわけです。トランプさんの思考は、「米国を偉大な国にする」という彼の言葉とは裏腹に、米国をじつのところ世界秩序の特別枠から、たんなるワンノブゼムの国に叩き落とす決定的な意味を持っています。アメリカ人がそれを分かっていないとは思えないんだけどな。いや分かっていない人々が、あるいはそんなことなんてどうでもいいと思っている人々が、増えてきているということなんでしょうね。

トランプさんが勝利したあと(今の段階では、したならの話ですが)、早めに、「従来通り、尖閣は日米安保条約の防衛義務の範囲に含まれる」とアナウンスしてもらわなければならない。日本の外交部としては、目下の最重要課題です。共和党だって、党としては米国がワンノブゼムの国に成り下がることなんて望んではいないでしょう。そこに働きかける余地はあるんでしょうが、はたしてトランプさんまでちゃんと持ち上がってゆくのか、そこは懸念がありますが。

■ 結果が出たようですね。

ディストピアの到来は、カブスが優勝したせいでしょうかね。バック・トゥ・ザ・フューチャーの話ね。

反トランプの論陣を張ったアメリカメディアは目の敵にされて、大弾圧でもされたりするかもしれませんね。

今後、アメリカ国民が期待するのは、トランプ暗殺だったりするかもしれませんな。共和党にとっても、じゃじゃ馬を飼いならすことかできなければ、そのほうがまし。副大統領がそのまま大統領になって政権運営できるわけですし。それなりにまっとうな共和党政権誕生です。すべての人々にその動機があるというわけ。

なんだかね。いやしかし。すごいね。

■ 就任後に暗殺されたら、副大統領が大統領に就任するわけだけど、就任前に暗殺されたら、どうなるんだろ。次点の民主党候補に権利が移るんだろうか。

11/09/2016  
■ 史上最悪のアメリカ大統領選挙戦が終了しました。場外乱闘頻出のプロレスを観てるようだ、なんていうとプロレスファンに怒られそうなほど、品位と威厳とまともな国政・国際情勢論議を欠いた戦いでしたな。もう、勝手にしろ、アメリカ、と匙を投げかけておりました。

さて、もうすぐ開票。トランプさんが勝てば波乱は続き、負けても受け入れを拒絶してもうひと波乱あるんでしょうが。

論評もくそもありませんよ。バカジャネーノしかし、というしかありません。

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