ハミルトンがマクラーレンのシミュレータはスゴいんだと言ったあたりからでしょうか、F1チームが使ってるシミュレータが話題にされることが増えてきたように思います。

で、F1-Live.comでも、未経験の富士を前にして、ザウバーのシミュレータについて採り上げた記事があがっています。

http://www.f1-live.com/f1/en/headlines/news/detail/070921124601.shtml

ザウバーのシミュレータはインテルが深く関わって作られているとか書いてあったりします。インテルとザウバーと聞いて、この界隈の方なら、あれとあれが思い浮かぶことと思いますが、はたして、彼らのシミュレータにRとLのソフトウェア技術は盛り込まれていたりするんでしょうか。記事にはそのへんのことには触れられていませんが、取材ができるのなら聞いてみたい話ではあります。

富士については、サーキット側からCADデータが提供されてるようですね。こいつがあると、完璧に正確なコースができちゃうわけです。垂涎ものです。

そのほか、シミュレータでできることとできないことについて触れられています。シミュレータ担当の人は、1パーセントの誤差の範囲におさめることが目標と言っておられたりします。実際、どんなものなのか、コントロールデバイスは何を使ってるのか、見てみたいものです。

シムがらみのよもやま話でした。

▼ brubeckさん

このところ仕事でずっと３ＤＣＡＤを使っています。
使いながらコースの３Ｄデータがあればなあとよく考えます。
特に富士は新旧ともにＧＰＬでは良いのがありませんから。
しかし３Ｄは重いよ。部品数３００点くらいで３．８ＧＢのＣＰＵで４ＧＢメモリ積んであるけど３Ｄから２Ｄ図面を作ったりすると分単位の待ち時間になったりする。サーキットデータだとどういう事になるんだろうね。６４ｂｉｔＯＳ欲しいよ。

▼ ＡＬＳさん

お久しぶりです。

CADデータは、いただけるものならいただきたいですよね。もしかするとグランツーリスモの新富士もデータを提供してもらってるかもしれませんね。

まあ、CADデータと言っても、ゲーム用に使うのなら、たぶん基本設計レベルの粗さのもので用は足りるでしょうから、そんなにPC能力も必要ないかもしれませんよ。

・・・って言ってもね。公開してくれたりはしませんよね（笑）。

念のために書いておきますが

ＣＡＤはコクリエイト（ＨＰ）のソリッドデザイナー
受け入れ可能データはオプションを持っていないので
ｓａｔ，ｓｔｅｐ，ｉｇｅｓ（全部中間フォーマットです）
吐き出しは上記と２Ｄデータとしてｉｇｅｓ，ｄｘｆです。
オプションを持っていればＣＡＴＩＡ、ＩＤＥＡＳなど自動車業界の標準フォーマットも読めるんですが。あとはＰｒｏ／Ｅとか。
ｓａｔはかなり互換性が高いデータ形式で電子カタログなどは全部これと言っていいくらいです。

このデータをＧＰＬのコースに置き換える方はどんな物でしょうね。それが出来なきゃ意味無いんだけど。

コースのCADデータもらっているみたいですよ、BMW。
シュミレータはサーウィリアムズはrFactorみたいですね。

http://forum.rscnet.org/showthread.php?t=295022
rFactor版の新富士のβが来ているようです。
結構いい感じじゃないでしょうかね。