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[2638] ゲーム内スクリーンショット 
2007/5/20 (日) 07:39:21 brubeck

ちょっと前の記事になりますが、BHMSにiRacing.comのゲーム内スクリーンショットがまとめられていますので、ここにも掲げておきます。新しいものも含まれている模様。

http://www.bhmotorsports.com/FIRST/screenshot/16058

ご覧になると分かりますが、グラフィック的には目新しいものは何もないですね。エフェクト類は最小限。NR2003のアドオンだと言われたとしても、うなずいてしまいそう。そういう部分に力点がまるで置かれてないことが分かります。

さて、ちょっとヒマ話めきますが、iRacingのひとつの目玉は、上掲のいくつかのスクリーンショットにも見られるように、3Dレーザースキャニング技術を用いたモデリングです。わたし、このレーザースキャニングはジョン・ヘンリーの資金力をバックにした独自の技術開発によるものだと思っていたんです。が、どうもそうじゃないらしく、汎用製品の応用のようなんですね。

http://www.iracing.com/technology_scanning.htm
このページで使っているレーザースキャナーなんですが、ライカ製のHDS3000という機種のようです。
http://www.leica-geosystems.com/jp/ja/lgs_62189.htm

あるところで考古学的な資料を見ていると、レーザースキャナーで読み取った遺跡の立体画像があって、あれ?これどっかで見たことがあるなあと思って、気がつきました。ネットを検索してみるとレーザースキャナーの応用例がざくざく出てくるんですが、本格的に使われるようになってきたのはここ数年のことのようですね。土木・建築、考古学などの分野で主に使われているようですが、ゲーム作製に応用されるのは、もしかするとiRacingが初めての例になるかもしれません。・・・なんせ値段が数千万するとか。デヘヘヘ。ライカの製品は無駄に高い(笑)。

応用例
http://www.3d-survey.jp/3d_scan/3d_scan.html
http://www.arch.ttu.edu/digital_liberty/

個人的に欲しいです、HDS3000(笑)。もう手当たり次第にスキャンしまくりたい。たぶん、価格が十数万円ぐらいになって小型ポータブルなシステムが整ったら、カメラで写真を撮るように、記念に3Dスキャンするってなことが、流行になるんじゃないかなあ。


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