[241] Re:葉巻型F1の操作の難易度について | |
▽ 2003/10/29 (水) 14:43:17 ▽ murakami |
▼ brubeckさん
>自体はさして難しいものではないけれど、1967年当時のフォーミュラーマシンは走らせること自体が非常に難しいものなのでは
普通にコース内をゆっくり走らせるだけならば簡単です。これは現在のマシンでもそうでしょうけどタイムを刻むと言うことになるとそれなりに難しい所も出てきますが。
乗用車と比べるとパワステはないですし、ブレーキサーボもなしシフトはノンシンクロですので操作自体に特有の難しさはあります。そうそうクラッチも遊びはないですので発進が難しいです。
ステアリング・ブレーキなどは間に当時の技術でサーボなどが入ってはダイレクトに路面状況が判断できなくなるために除かれています。当然操作は重いです。
それとすごくクイックなのでストレートを真っ直ぐ走れないかもしれません、たぶんシフトの度にふらつくんじゃないかと思います。
恐らく乗用車しか乗ったことのない人が一番違和感があるのはクラッチとギアではないでしょうか。クラッチは遊びがない上に半クラッチは使えないので唐突につながります。友人が乗ってみたとき、結局発進できなくて押し掛けでスタートさせたことがあります。
それとシフトですね。ノンシンクロですのでシフトアップもシフトダウンも回転が合っていないとチェンジできません。それでもシフトアップの時はアクセルを開けている状態ですので割と楽に回転は合いますが、シフトダウンの時はダブルクラッチで合わせないと絶対に入ってくれません。
昔のレースでもレース後半になって疲れてくると時々シフトミスをしてしまうのはこのためです。そしてシフトミスするとトルクが後輪に伝わらないのでアンダーが出てコースアウトすることになります。
トルクが伝わらないとアンダーが出るのはコーナリング中は常に後輪を滑らせているからでカウンターを当てるまではいかない微妙なドリフト走行をしているからです。デフが非常に強いからこうなるのですが。
F1Cをやってみたのですが、違和感があるのはたぶんアクセルを開けてもアンダーが強すぎるからじゃないかと思っています。アンダーからパワーオーバーに至るまでの時間が長すぎる感じがするんですよ。
でも、セットアップで消せるかもしれないのですが、フォーミュラでデフォルトのセットでああいった挙動はたぶんでないと思います。 |
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