組み立てからレンダリングまでの手順を簡単に。

まずは必要なツールのインストールから。

メタセコイア
http://www1.sphere.ne.jp/mizno/metaseq/index.html
これで組み立てるわけですね。F1 2001などのcarmodもこれでモデリングしたものを使うことができます。フリー版とシェアウェア版がありますが、両方ダウンロードしちゃいましょう。それぞれに有用です。

で、以下の三つがレンダリングに必要なツールです。

metalight2
http://total-effects.oc.to/soft/index.html
このツールは、メタセコイアとlightflowをつなぐものと言っていいでしょう。じつはこれ自体レンダリングエンジンを持っていないみたいです。lightflowが
レンダリングをする本体。ただlightflowというのは、キャラクターベースのソフトで分かりやすいインターフェースを備えていないため、metalightを使うのが
いいだろうと言うことです。

lightflow
http://www.lightflowtech.com/
これがレンダリングの本体。windows版をダウンロードして任意のディレクトリに置いてください。metalight2を使う場合はそれだけでいいみたいです。

MATSpiderLF
http://member.nifty.ne.jp/escargot/
これは、3Dモデルの材質を設定するためのツールです。ガラスか金属か、というような指定ができるわけ。なくてもいけるみたいですけど、見栄えがいい絵を作る以上、必須。これを導入したときにはlightflowのフォルダにあるlightflow.dllを\windows\system32のフォルダにあらかじめ放り込んで置いてください。



以下、簡単な手順。


組み立て。

メタセコイアのシェアウェア版を未レジストで使うのがよいかと。

・ウェブプラモのページからファイルをダウンロード。
http://www.honda.co.jp/hondafan/plamo/
・dxfとlwoが用意されていますけど、私はlwoを使いました。

・各ファイルをメタセコイアで読み込み。
・ひとつのファイルを開いて、それ以外は「オブジェクトの挿入」。
・各ファイルを開くとき、スケールを同じにする。

・これだけで位置合わせもなされているので、あとは何もする必要なしで組みあがっている。
・ただ、RA272はマシンの底板のスケールと位置がおかしくて、修正しなければなりませんでしたけど。

・組み上がったら、mqoファイルに保存。




レンダリング

簡単な流れだけ。細かいことは各位試行錯誤してください。

・metalight2の設定
・メニューから、各種設定→パスの設定で、各ツールのパスを設定します。

・metalight2に、組み上がったmqoファイルを読み込む。「オブジェクト追加」ボタン。

・材質設定。
・オブジェクトツリーから読み込んだオブジェクトをダブルクリック。
・MATstudioLFの「割り当て」ボタン。\MATstudioLF\Libraryフォルダから好みの材質を選ぶ。

・カメラ位置修正。
・オブジェクトツリーでcameraをクリック。
・action commandボタンで位置修正。
(左から、ポインタ、移動(十字印)、拡大縮小、回転(方向修正))

・ライト追加。
・システムのライト追加ボタン。
・名前を付けて、まずは点光源。移動、回転で位置修正。
・ダイアログを開いてstrengthを30〜50ぐらいにしておく。

・レンダリング開始。
・カメラ設定、レンダリング設定でオプションを選ぶ。もちろんオプションを追加すればするほど
レンダリングに時間が掛かる。



・ウェブプラモのように巨大なファイルは修正に時間が掛かりますので、各画面の上部に並んだボタンはBoxを選択して、修正した方がよいです。Faceを選択しておくと、修正ごとにいちいち簡易レンダリングをするのですごく時間が掛かりますし、フリーズのもとになります。

・メタセコイアの使い方は、別の機会に簡単な説明をしようと思っています。いくつかクリアすべき課題があるのため、もうちょっとあとで。